Maenosono Masaki (8otto, Muddy Apes) の 宇宙はVibration

8otto(オットー)のドラムボーカル担当、 Muddy Apes(マディエイプス)のボーカル担当、 Maesonのブログ。 好き勝手にやらせていただきます。

ライナーノーツ風! Ganges-Foxについて。歌詞について。

こんにちは!いい天気ですね!大阪。

今朝、Ganges-Foxの歌詞を公開しました。

 

僕は元々、歌詞を書くのが苦手で、というかあんまり興味がなくて。

初めて音楽をきいて泣いたのが小学五年の頃、、ドラクエの音楽、すぎやまこういちさんのオーケストラきいてて泣いてた。

 

生まれてはじめて歌詞、(というか言葉の羅列をノートにずらずらっと書いてた)を書いてた頃は、RYUICHIさんの影響をかなり受けてたと思う。

 

LUNA SEA の Dejavu から

 

生、死、瞬間

傷付く事をできない私が 繰り返す

 

って中3の時、書道の時間、毛筆で書いて、

(ミライ、カコ、イマと呼ぶ。場所によって、そこに当てる漢字が変わっている。   そこは、気に入っている場所の漢字で、ミライ、カコ、イマ ってフリガナもつけて!笑)

 

周りのみんなは

ってなってたかもしれない。

 

その後、洋楽に傾倒していって、

やっぱりまず最初に音ありき、リズムありき、みたいな価値観で育ってきたんだろうなとは思う。

 

高校の時にモロに影響を受けたNIRVANAのカートコバーンがインタビューで、

歌詞に意味はない、きく人がそれぞれ感じればいいみたいな事を言ってて、

そのまんま影響うけて、歌詞意味なくていいよな!とか思って、それの適当な部分ばかり誇張して歌詞を書いてた時もあります。

カートは意味のあるイメージ、韻をふんだり、リフレイン、メッセージ、色んなアイデアが入ってて、めちゃめちゃ深いんだなあと言う事に後から気づいたので、

今思えば、僕はそれのうわべだけをすくって真似ていたんだなあと思います。

 

音に合わせて、

ゲソン アラバマ ジュージュー ゲセ ヴェリ

とか言って、真剣に歌ってた。笑

 

もちろん、普通に思いを歌詞に書いたりもしたけど、

やっぱり洋楽をどっぷりきいていた時期が多かったので日本語で歌う事に抵抗があった、というかリズムに合わせて日本語で歌うことができなかった。

 

18の頃にバンド初めて8年目くらいかな、最初にバンドでニューヨークに行った頃にはやっと、日本語の響きと海外っぽいリズムとをミックスするような感覚ができてきた。

 

できた曲を自分できいたとき、

例えばボンゾ、Running Pop(英詞、音リズム重視)をきいたとき、の自分の気持ちと、

New 2 や レモンティー 、KATANA(音リズム重視だけれどもそれに日本語のきれいな響きを足したイメージ)をきいた時の自分の気持ちに、グッとくる部分でかなり違いがある事に気づいた。

 

やっぱり自分は日本人なんだな、と。

U2 のWith or without you や

ボブマーリーの No woman, No cry を

きいた時に、意味わからんけどめちゃめちゃグッとくるわー、

と思っていた感覚で、

意味がわからなくてもいいんだと思い音楽をやってきたんだけど、そうではなくて、

やっぱりそれは歌う人が、

自分の国の言葉で歌っているという事が、とても重要な事だったんだなと思うようになりました。

気持ちやそれ以上のものが伝わりやすい、というか。

 

言葉がなくてもエネルギーは出る、伝わるんだろうけど、

言葉にのせることによってそれが何倍にもなる、ていうイメージに。

 

英語でもその意味をある程度理解していて、自分の言葉で歌っていれば、かっこいいと思う。

なのでいままでの自分の曲や英語で歌っている日本のバンドの曲があんまりだとは今も思ってないけど、

これから書いて行く曲は日本語ベースにしよう、と思った。

 

アルバム、Realより後はほとんど全部日本語歌詞になった。

(Muddy Apesは海外のメンバーもいるので、全部英語もあります。)

英語みたいにきこえる、英語みたいなリズムで歌うか、

よりクリアな、聞き取りやすい日本語をのせるか、

それを曲によって選べるような感覚になってきた。

 

日本人が洋楽ベースの音楽、リズムに合わせて歌う人で、強烈に影響を受けた人がいた。

それは、大阪のPeckというアーティストで、もう亡くなってしまったんだけど、そいつの才能には本当にかなわないなと今でも思ってる。

 

最初にPeckの音楽をきいた時に、

こんな日本語の使い方があるんか!と衝撃をうけた。

 

ギターの弾き方、エフェクト、ピアノも独特で、めっちゃいい。

しかも2つくらい年下で!くやしい。

みんながPeckの才能に惚れ込んでいる、そんな状況だったので、音楽で身を立てたいと思っていた僕は嫉妬しまくりだった。笑。

周りのみんなも僕と同じようにPeckの才能に、嫉妬混じりで惚れ込んで集まってきてる、そんな感じだった。

 

縁があって、意気投合して一緒にスタジオ入って何曲かレコーディングしたりした。(その頃僕はドラマーで、歌はコーラス程度でした。)

その後、Peckのソロに僕がサポートやるという形でライブした時、大阪の、その後めっちゃお世話になった音響会社、ノークの社長さんがPA(ミキサーを使って音のバランスをとる役割)してくれてて、僕のコーラスの声をきいて、いい声やなと言ってくれたのはめちゃうれしくて、今でも覚えてる。

 

その時の事も本当に色々あって、おもしろかったので、また別の記事でかきますね。

 

森の舞台

森の舞台

 

 

この中のアンドレAという曲で、

ドラムたたいて、

アンドーレ って歌ってます。笑

今きいてもすごいかっこいいです。

 

いい曲がたくさんあって、

道 っていう名曲があって、

それをみんなにきいてほしいんだけど、初期のやつで、(初期のがすごくいいんだけど、当時はMDでもらってきいていたので、もう持ってない。。)

音源もってなくて、

もしこれを読んだ中で、Peck の 道 を持っている!という方がいらっしゃいましたら、

データで送って下さい!

それか、You Tubeにアップして下さい!笑。

本当にいい曲なんで。

よろしくお願いします。

 ↓

Peck の 道、

youtubeで見つかりました!

きいてみてください!

 

 

 

 

 

とまあまあ話がどんどんふくらんでいうのですが、

書き出したら色々膨らんできてしまったので、

また少しずつエピソードを書いていきますね。

 

時間、めっちゃかかってるし。。

 

話が飛びますが、そんなこんなで、

僕には歌詞を書く、という事には本当に自信がなかった。

 

何度か、浅井健一ベンジー)さんに相談したりした。

マエソンはできるよ、と言ってくれたんだけど、浅井さんは詩人だから、本当にずっと詩書いてるもんな、、と尊敬して、なかなか真似はできないなとショボン、、みたいな時期が続いた。

 

去年、2016年、Muddy Apesのアルバム制作で

ゴッチに初めてボーカル録りをやってもらった時、

マエソンみたいな歌詞はみんななかなか書けないから、自信をもって、

書くという事に恐れなくていいよ、とアドバイスをくれた。

 

その時の自分のモード、タイミングもあったんだろうけど、その言葉で救われたような気がした。

 

あ、おれ、怖がらずに降りてきたまんまのイメージを言葉にして、歌おう。

 

そう思った。

 

 

Ganges-foxは、

ギターのセイくんがひいていた旋律をきいてときめいたときに、

ある程度すぐに形になったときにふっと、降りてきたイメージの言葉です。

 

みんなに、

意味わからんのやけどこれ、なんかかっこいいと思うねん、と相談、みんなもいいんちゃう、と気に入ってくれた。

 

その後歌詞を書いた、というか

イメージの断片をつなぎ合わせた。

 

曲をはじめてきいた時なのか、

歌詞を書きはじめた時なのかわからないけど、

あ、これは

自分が死んだ時、葬式でかけてほしい曲だなと思った。

 

ちょうど、フレイクレコードのダワさんが、葬式にはアウトレイジのMY FINAL DAY を爆音でかけてと言っている、そんな感じで。

 

エンディング、歌のメロディが行き詰まった時に

うちの嫁さんにアイデアもらって完成した。

(行き詰まった時等、よく助けてもらいます。発想が独特です。)

 

子供らにきかせてるとき、

僕の葬式の時、これかけてね、って話した。

なんで?

ってきかれたけど、何と無くって。

他の曲は僕らがきめていい?と。

いいよ、と。

 

もし、今だったらワンピースの、We Go!とかになりそうです。笑

 

去年、デヴィッドボウイが亡くなり、デヴィッドボウイに捧げる曲がつくりたいなと思いつくっていた曲があるのですが、(めっちゃ好きな曲!これから、発表していきます。)

うちの父が亡くなり、その曲は父にささげる曲にもなりました。

 

父だけでなく、これまでに何人も、家族にとって大事な人を亡くしました。

 

Ganges-Foxも、それを思い出して、どんどん想いが繋がっていくような、そんな感覚があります。

 

みんなそれぞれ大事な人を亡くしてしまった事があるでしょう。

これからそういう事は必ずあるわけだけれども、

かといって真っ暗で何も感じない、何も見えないっていうイメージは全くなく、

楽しく、愉快に、ワクワク、

旅立ちを迎えればいいなー、と思っています。自分的には。

もちろん、別れで思いっきり泣いたり、、想いを伝えて、、その後に。

 

自分的には、

あの世に行っても、気をつけてね。

楽しんで!

 

っていう言葉をみんなにかけてる。

僕もそう言ってもらえるとうれしいと思ってる。

 

 

この曲のアレンジの事で、ベースのトラくんと大げんかもしたしなぁー。。笑

 

この曲のミックス直前、最後の最後に出てきた、ギターりょうくんの鉄琴アイデアも、めちゃめちゃナイスに響き渡っているし。

 

本当に色んな事があり、感慨深いです。

 

 

とまあ一回自分を掘り下げてみると止まらなくなってきたので!、、

 

今日はここで終わります。

 

 

 

 

Ganges-Foxの歌詞、

一つ前の記事に載せています。

 

Ganges-Fox 歌詞を公開 - Maenosono Masaki  (8otto, Muddy Apes) の 宇宙はVibration http://masakimaenosono.hatenablog.jp/entry/2017/06/15/083628

 

みてみてね!

 

 

 

まあでも結局、最後はドーンとなってバーってなって、ガーンてなってたら、、!

 

それ最高!!

 

 

maeson

 

 

 

 

 

 P.S.  MVをとって下さった大喜多監督、さいっこうにかっこいい映像をありがとうございます!

ダンサーの杉山恵里香さん、素敵な踊りをありがとうございました!