Maenosono Masaki (8otto, Muddy Apes) の 宇宙はVibration

8otto(オットー)のボーカル、ドラム担当、 Muddy Apes(マディエイプス)のボーカル担当、 Maesonのブログ。 好き勝手にやらせていただきます。

なぜアルバムリリースに6年間も時間を擁したのか。

 

いよいよ明日、10/18発売、今日店着日。

8otto(オットー)、6年ぶりのNew Album
『Dawn On』(ドーン・オン)

http://www.onlyindreams.com/disks/8otto/dawnon.html


ASIAN KUNG-FU GENERATION
のギターボーカル担当、
Gotchが主宰するonly in dreamsからのリリース。

 

なんで前作から6年間もかかったのかというと、色んなインタビューでも話させてもらっているが、
話せば長いというか、もう覚えていないことも多々あり。


前のリリースの頃は2011年、
東北の震災の年、リリース日は3/14 2011

3/11 2011
リリースの宣伝どころではない、とてつもなく大きな波のうねりに、僕らのちっこい表現なんかも、のまれていってしまった。
国家の、世界規模の緊急事態。
とても音楽どころではない。
インディバンドの自分たちにとってはなおさら、響きすぎるくらい響いた。

自分たちに何かできること。それを考えて、みんなそれぞれ自分の信じるものを追いかけて活動して行く。

表現者として、
いや、一人の人間として。

東北に行って自分に何かできることをしたい、と思いながら、自分の生活がいっぱいいっぱいで何もできない。もどかしさがいっぱいだった。

仲間のミュージシャンがそれぞれ色んな活動をして東北に向かっている。自分が何をできるのだろうか。

東北へ向かってゴッチが行った行動、ブラフマンのトシロウさんが支援活動を始めた、Lostageの五味くんが東北ライブを始めた。

それにひきかえ、自分はみんな集まってリハーサルをするのもままならない。なんじゃこれ。とほんまに思った。情けない。

何かあった時に困ってる人々を励ましに行くことも今の俺にはできないのか。

アクションを起こせないまま、
自分にできた事は、その時の思いを曲にする、
みんなが元気の元気をでっかくするライブをしよう!それだけだった。

震災後に仙台や福島でライブをやる機会があり、俺はみんなに何もできていないんだけど、と思いながらその時の思いっきりをぶつけた。

みんなが元気をもらえたといってくれた。命の危険をかろうじて逃れてきた様な人たちが、自分たちの奏でる音に共鳴してくれている。それだけでも自分の心は本当に救われた気がした。


ずっと尊敬しているトシロウさんに話す機会があり、
自分は何もできていない、トシロウさんはすごいです、といった様な話をした時に、

もし、奈良県や和歌山等、関西の中でそういう事が起こったら、友達が助けてほしいと言われたら、お前も行くだろ?そんなもんだよ。
そう言ってくれるんだったら、水や米を送ってやってくれ、そこまで。

と言ってもらえた。
話しして少しだけ心が楽になった気がした。すぐに水を送った。少しは何かの足しになれたような気がした。


バンドだけで、音楽活動だけで飯を食って行くことに無理がでていた頃だった。

その後、もともとデビュー前からやっていた、PA音響の仕事を増やしながらバンドの活動も続けていた。

Muddy Apes
(マディエイプス。FeederのTakaさんに僕を紹介してくれたのも、ゴッチとFlakeDAWAさん!ありがたいご縁)
にも誘われ、8ottoとはまた違った、
華やかでクッソかっこいい、
楽しい瞬間も経験させてもらった。
これからも楽しみ。

 

8otto、おまえらかっこいいのになあ、生活苦バンド
と言いながら、トシロウサンは会う度に気にかけてくれる。笑

 

 

うちは、子供は男の子3人、
夫婦共働き。
嫁さんにかなり負担をかけていた。

しかも女性問題等で傷つけた。
それでも音楽を、ここまでやらせてもらえて、感謝している。


家族のために安定した収入は必要だった。3、4年前から、もう全く別の仕事を始めた。

この天然パーマでアフロ全開の髪もハードジェル(ワックス)でぺちゃんこにできることが判明した。笑。
髭を剃れば、まあ、なんとやら、
それなりの社会人にみえた。

紹介をしてもらっていい仕事につけた。訪問営業。
なかなかきつい部分はあったが、それを経験できたおかげでバンドのステージでのハートの強さに結びついた。

その仕事をやる前は、ライブステージでの、アウェイのお客さん、っていうのがこわくてこわくてたまらなかったが、
仕事で、挨拶をしただけでボコボコに怒鳴られたりを経験してしまえば、ステージはなんて最高なんだ!と思った。

だって、姿を現わすだけでヒューヒューっていってくれるんやで!
もしも誰お前、みたいな、
アウェイでシーン、な空気だったとしても、
こっちがポジティブなエネルギーを出してたら、ひたすらやってたら、
次第に、プッって笑い出して、最後はみんなイェーイってなるんやで!

こんなに幸せな事はない。

営業のステージも
音楽のステージも全く同じ、
共通点がたくさんあるんだと、改めて気づかされた。

自分が発展、成長して行くために全て必要な事なんだなと思った。

バイクで現場に向かうことが多いが、
(今も現場近くのカフェで休憩しながらブログを書いている)

バイクに乗ってると、ぼーっとしているような、
すごく集中している時間に入る事が多々ある。

その時にメロディや、言葉、リフ、
インスピレーションが浮かぶ
降りてくる。

ほんまに直感的に、カミナリが鳴ったように降りてくることもあれば、
優しく、ふわっと、語りかけてくれるように教えてくれることもある。

自分は、その瞬間は圧倒的に、
バイクの上、車の運転中、電車の中ってのが多い。

意外と、ツアー中のハイエースの後ろに座ってる時はあんまりほとんど浮かばない。ひたすら寝てる。

運転中しか浮かばない。
ドラムたたいて歌ってるから、
そこは割と疲れやすいから、というのを言い訳にして、みんなに助けてもらっていて、ツアー中の運転をする事は、やるとしても最後の方にちょこっとっていうのが多い。

2006年にデビューしてからただひたすらライブツアー、とレコーディングを繰り返していた頃、活動の後半頃はアイデアがあんまり浮かばず、自分が何をしたいのか、何がかっこいいのかもわからなくなっていた。


なので、今は普段は音楽の業界から全くきっぱり離れているので、今はこんな感じが流行っているのではなかろうかといったような、いらない雑念が入りにくく、

逆にフレッシュなエネルギーをもらえている気がする。とてもいい感じ。
アルバムも最高の環境で作らせてもらえた。

 

 

レコーディングだけでなく、リハーサルやライブも調整が必要である。8ottoメンバー、みんなそういう状況になってきた。
しかしなぜか、ライブの雰囲気はいままでで、今一番いい。もちろんそれぞれの時期で最高な瞬間はあったけども、今は本当に、純粋に、めっちゃ、楽しい。

 

もう僕も40を超えたが
声も一番出ている気がする。
遅咲きすぎやろ、と自分に突っ込みながら、
まあ、とはいえ、これが自分が選んだ道だから。めっちゃ楽しい。

 


2枚目の1stアルバムみたいな作品です。聴いたことないひとも是非!

、、とゴッチがツイートしてくれているのを目にした。

 

https://twitter.com/gotch_akg/status/920067267865350144

↑このブログも、本当に嬉しい。

 

 

時間が空いた分、色々あった分、何かしらつまっていると思う。

 

http://www.onlyindreams.com/disks/8otto/dawnon.html

 


今日は仕事終わりに家に帰って、
夜中12時頃〜FM802DJ土井コマキさんのラジオ番組に出て、舌を巻いて発音する音で始まる曲を一曲、トラと一緒にアコースティックでやる予定。

https://funky802.com/garage/index.php


明日は、家の大事な用事をした後に、
Flake レコード でインストアライブ。

http://www.flakerecords.com

 

長くなって申し訳ないが、
まとめて、今回のブログで何が言いたかったのかというと、

僕もみんなと同じように、
働いて、
問題にぶち当たって、
逃げたいなっておもって、
怒って、怯えて、
壊れそうになりながら、

正解がよくわからないながらに悩みながら日々生活してる。

まあ、ただ受け入れて、ドーンと構えていれば何とかなっていくなとも思うし、

大きな流れに委ねれば、
それでいいんだな、
と思うようにもなってこれた。


そんな日々の仕事に追われている、僕らみたいな奴等でも、
これだけ沢山の人に助けてもらって、こんなにかっこいい音楽、
こんなに楽しい活動ができるんだという事!

こんだけエネルギーのでっかいものがつくれるんだという事!


俺も一緒、みんな一緒だよ。
という事。

一緒に、今という時代を生きよう。

一人でも多くの人が、
僕らの音楽
Enjoyできたり、
元気がでっかくなったり、
気持ちが楽になったりしてくれたらそれ最高である。

 

 

Maeson

 

 

P.S.僕はまだCDの現物見れてない。笑

       明日が楽しみ。