灯りをつないでいこう
only in dreams Presents
"Gifted" Live 2018
11/11 新木場スタジオコースト
特別な夜だった。
オンリーインドリームス、
コンピレーションアルバム発売記念イベント、
僕ら8otto（オットー）は、
なんとトリを仰せつかった。
主宰のゴッチのソロバンドがトップで始まり、
中盤にアジカンがアコースティックでゲスト出演してくれる。
このイベントをなるだけ多くの人に、
なるべくたくさんのいいアーティストをみてほしいという、
ゴッチや、oidの
みなさんの配慮がありがたかった。
僕らは、知る人ぞ知るバンド、
読み方もまだみんな知らないようなバンドだ。
エイトットー
とか、
ハチオットー
とか言われている。
そもそもなんでこんな読みにくいバンド名にしたのか。笑
無限大、八百万（やおよろず）、ループ、エイトビート、破壊と創造、つながり、oneness、色んな意味があってわかりやすくてポップな数字、
8
をバンド名にしたかった。
最初いい呼び名が浮かばなくて、
イタリア語で
otto
が、なんかo++o
って感じでシンメトリーでもあるし、
ポップでかわいいなと。
イタリア好きだし、
ロゴつくったら
サッカーのユニフォームみたいで
かわいいし、
！！！（チックチックチック）や
昔のプリンスみたいに、
8otto と書いて、
オットーと読んでもらおう！
と決まった。
まあ話は戻って、
我々8ottoがその日のイベントのトリである。
メンバーは前々日の札幌ライブからの入り組と、
一度大阪に戻り仕事終わりにかけつけたメンバーもいたりと、
バンドとしてだけではなく、
そういう所も配慮していただいてのトリだったのだが、
いやはや、やはり重責であった。
前までの自分は、
かっこよくみられたい、
唯一無二にみられたい、
特別だと認められたい、
こういった気持ちが先に来すぎてていて、
「楽しい夜を！」
とか言っているけど、
人にどうみられているかという事に怖がっていたように思う。
けれど、たくさんの失敗や経験、
いくつかの気づきがあり、
今の自分は、
どうみられる云々の前に、
お客さんや、
スタッフみんな、
もちろんメンバーも、
この瞬間を楽しんでいるか、
今日という、今という時間を過ごして
こいつらのライブに時間を預けて本当によかったな、
と思ってもらえるようなショウがしたい、
そう思うようになった。
顔がくしゃくしゃで嫌だなとか、
下手くそだなとか、
かっこ悪く映りたくないなとか、
そんなものは、
お客さんやみんなが楽しんでくれているなら、
みんながハッピーでいてくれるなら、
どうでもよくなった。
しかも不思議なもので、
それの方が結果的に
みんなの目には、
かっこよく映るもんなんだなと。
やっぱり、子供にとって面白くて楽しいお兄ちゃんが、
かっこいいと映るように、笑、
お客さんにとっても
思いっきり楽しませてくれる人、存在が
かっこいいと映るのかもしれないな。
まさに前々から提唱している、
『楽しい』は最強
説が実証されているわけで！
それと、僕はずっと、
子供の頃から何か、
いいところまで行くんだけど、
みんなに期待してもらうんだけど、
いつも最後に決めきれずに失敗する
（終わる）みたいな、
ネガティブなイメージ（チャージ）を持っていた。
小学校の頃、才能を期待されて
選手コースでがんばっていた水泳も体調を崩してやめて、
中学受験をするも失敗、
中学は卓球をほどほどにやり、
高校では素質があると言われていたテニスも補欠止まり、
バンドに行き着いて、
長い間アルバイトや、PAをやりながらようやくデビューに漕ぎ着け、
レーベルや事務所の方々にすごく期待をしてもらいフジロック、サマソニなどの夏フェスに出演し、
それこそナノムゲンフェスにも出演させていただき、
かなり大きな宣伝もしてもらった。
当時は、
なぜこんなに俺たちかっこいいのに
みんな気づかないんだと思っていたけど、
今思えばそれは、
半分正解で半分大不正解。
オレはここにいる、
気づけー！
みたいな方向性のエネルギーだったと思う。
今は、
おれはここにいるんだけど、
みんな一緒に元気をでっかくしようぜ！
という、全方位に突き進み広がるようなイメージのエネルギーになった。
前の方がそれはそれでかっこいい部分ももちろんあったとは思う。
今の方がみんなの力を借りられるぶん、
楽にでっかくなりやすい、
広がりやすいんじゃないかなと思う。
11月11日、スタジオコースト。
アジカンやシェフが終わって人が減ってしまったフロアをみながら、
その事、
ネガティブな結果のイメージが
頭をよぎった。
また惜しい所で失敗するんじゃないか。
みんなの期待を裏切るんじゃないか。
んー、しかし、諦めずに挑戦しよう、
残ってくれてるみんなに楽しんでもらえるようにやってみよう。
自分がどうみられるかでなく、
その空間がどんだけ元気がでっかくなるか、
ハッピーになるか。
その事にフォーカスしてやってみた。
本番の最初からみんなにワーワー盛り上がってほしいから、
セッティング終わりでみんなに話しかけて、
ワーッと返してもらったりしながら、
僕らの事を知ってる人？
ときいたときに2～3割しか上がらなかった事にむしろ燃えた。
残りの人たちは僕らのライブを見た事ないのに、
僕らの事を知らないのに、
oidのイベントのトリというだけで、
こんなに残ってくれているんだ。
本番は、
自分の声の出具合や、
音、演奏は100点満点にはほど遠かったけど、
みんなめちゃめちゃ楽しんでくれた。
トラ、セイエイ、リョウのパフォーマンスは最高だった。
最後アンコール、
It's All Right という曲、
レコーディングで参加してくれた
ゴッチやシモリョーと、
その日共演のみんな、
最後にみんな一緒に
ステージに上がってほしいとお願いして、
快諾してもらえたのも嬉しかった。
（シモリョーは終始お客さんの中から！笑。）
１日の終わりを
oidのイベントの終わりを、
元気をでっかくして終われて本当に良かった。
ゴッチ、
スタッフのみなさん、
アジカンメンバー、
共演のみんな、
メンバー、 家族、
お客さん、
みんな本当にありがとう🔥
この灯りをまたつないでいきたい。
maeson
#oid
#Gotch ベイビードントクライの歌詞めちゃめちゃ好きだ
#岩崎愛 声の広がりがすごく良かった
#ソフトタッチ 曲好きだ。パンパンだった
#okadatakuro 世界観半端なかった
#NickMoon 音の広がりかっこいい
#NOWEARMAN ニューオーダーをパンキッシュにエモくしたような、、すごく好きだ
#TurntableFilms 自由で心地よい。センスすごくいいな。
#ASIANKUNGFUGENERATION アコースティック本当に良かった。感動。
#thechefcooksme すごくいいライブだった。元気をもらった。
#Dr.DOWNER ドラムセッティング中でみれず、次回みたい。始めて話せたのは嬉しかった。
#NAHAVAND がんばってたね。好感！またやろう。
#STUDIOCOAST
【追伸】
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