宇宙はvibration マエノソノマサキ

氣、エネルギーの話をバンバン書いていきます。 音楽話や近況等はこちらのリンクへよろしくお願いします。 周波数のマニア専門note新設 https://bit.ly/2KZZbZB 近況インスタ https://bit.ly/38RRdcM YouTube https://bit.ly/33W7yvG 音楽も真剣! 子育ても真剣! フジロック、サマソニ出演 海外、oasis等と共演 8otto /Dr.Vo.

ASPARAGAS

ブログ連投します!

明後日は神戸でライブです。

ASPARAGASのアルバムリリースツアーに呼んでもらいました!
(忍さんと原直央さんにDawn Onのコメントも書いていただきました。ありがとうございます!)

 

かっこよくて、面白くて、楽しい夜になります!必ず!
神戸に集まれる人はみんな是非来て下さい。

 

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http://www.3p3b.co.jp/asparagus/

 

https://www.barks.jp/news/?id=1000144168&page=2

 


ASPARAGAS、セルフタイトルのニューアルバムかっこいいです!
楽しげでせつなげで、曲めっちゃいいすね!
明後日きけるのが本当に楽しみ。


ツアーもたくさん、いいすね!

僕らも色んなところに行けるように調整がんばりますー!

 

maeson

 

p.s. 忍さんと原直央さんにいただいた、Dawn Onについてのコメントはコチラ!→http://www.onlyindreams.com/8otto-dawnon/

 


忍さんの、

 

年齢とともに気になる加齢臭すらも『色気』に変えてしまう華麗衆
それが8otto

 

ってところ、かなりツボです。
何回読んでもプッてなります。
グッとくるものもあるし。
韻踏んでるし。
これはまさに、忍さんでしか書けない文章だな!と。


直央さんも、

 

佇まいが格好良いロックバンドは大概格好良い

 

って枠に入れてもらってありがとうございます!
恐れ多いような、褒めてもらって、めっちゃ嬉しいです。

 

里山に住みたい。


とてもお世話になっている、二川さんという建築士さんの家族が、その素敵なお家と一緒にTV番組に出演することになりました。

 

今日、18日土曜日、17時から
MBSの住人十色という番組です。

 

http://www.mbs.jp/toiro/sp/index.shtml

 

 

ずっと海外で建築の仕事されていて、
今は日本に住んでいて、世代も一緒で共感できるものも多く、
設計士とクライアントとして知り合ったのですがすっかり友達のような関係を築かせてもらっています。


オーストラリア人の奥さんもとても素敵な人!

里山と一緒に暮らすという、とても素敵なロケーションのお家です。

僕達も家族で何回か(厚かましくも何度も!)お邪魔して、

毎回、こんな所に住みたい〜って話してます。


TV観れる人がいたら、是非観てください!

 

里山住宅博
https://kobe-sumai.jp/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オレたちの生活

今日は
LOSTAGE presents 生活2017
に出演します。
誘ってくれて、嬉しい。

7年ほど前かな、8otto(オットー)が一旦ライブ活動を休止した後、復帰一発目のライブも生活で、だった。
その時は大阪のパルティッタ(名村造船所跡)で。

その時にはじめて、Generation888を演奏したんだけど、緊張してめちゃめちゃ速くなったのを覚えている。
2,5,4,3,8,8,8、、‼︎‼︎ ドヒューン!
、、、
あ、もう終わった、みたいな。

 

五味くんはその頃から、
バンドマンが自分の表現活動をしながら、
自分の生活をしていくという事に日々向かい合ってやってたんだなぁと思う。

僕はその頃は、そこまで考えずに、
カッコよかったらなんでもええやろ!ってなもんでただただ音楽やってたな。

五味くんが考えてた事にくらべたら、浅かったな、オレ、とか思いながら、今日、7年ほどぶりに生活のステージに立たせてもらいます。

 

ゴッチもアルバムについてコメントで

音楽と生活。8ottoは盟友「LOSTAGE」とは別の方法で、ロックンバンドが音楽と共に生きてゆく方法を提示していると思う。

と言ってくれている。嬉しいすね。

 

みんなそうだと思う、音楽がとんでもなく好きで、みんな生活がそこから始まってるんだよね。

音楽に出逢ってなかったら、こんな人生では全くなかったんよね。

最高だよね。

感謝しかないよね。

ありがとう。感謝いたします。

 

ってことで、今日もガツーンと、
ドーン、とオーン!と、オーイェー!とやりますか。

僕らにとっても、『Dawn On』(ドーン・オン)リリース後初ライブ。

ヴァイブスはギンギンにアツくなってきてるんで!みんなで元気をでっかくしたいね!よろしくお願いします。

茨城県古河市 スペースU古河にて

楽しい今を!


maeson

 

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LOSTAGE presents 生活2017

 

出演者 (10/21)
LOSTAGE / おとぎ話 / GEZAN / Age Factory / 突然少年 / 8otto / □□□(クチロロ)※三浦康嗣以外 / THE SHRiMPS
【弾き語りステージ】
achico / 木下理樹+中尾憲太郎+藤田勇 / Keishi Tanaka / 島崎マサル / 佐々木陽平

出演者 (10/22)
LOSTAGE / cinema staff / MUSIC FROM THE MARS / uncommon ghost / skillkills / あらかじめ決められた恋人たちへ / tricot / Vulpes Vulpes Schrencki
【弾き語りステージ】
KUDANZ / ⻑谷川健一 / 浜田一平 / ゆうき / 金 佑龍
出店
THROAT RECORDS / RR / R食堂 / えるえふる / LIKE A FOOL RECORDS / まぼねん / ドラヤキワダヤ / cafe couwa / 魚進 (22日のみ) / THE SHRiMPSカタヌキ / Kore Kara / apaapa café (21日のみ) / ねこ屋 / FLAKE RECORDS / ねいろ屋 (22日のみ)


会 場 : スペースU古河
公演日 : 2017年10月21日(土) / 22日(日)
開場11:30 / 開演12:00(両日)
チケット料金
1日券 (10月21日)前売,800 / 当日,300(各税込)
1日券 (10月22日)前売,800 / 当日,300(各税込)
2日通し券 前売9,000 / 当日9,500(各税込)
席種 : スタンディング

チケット取扱い
チケットぴあ (Pコード:<各一日券> 344-811 <2日通し券> 782-893)

主催
THROAT RECORDS
企画制作
THROAT RECORDS
制作協力
PAINTBOX / シブヤテレビジョン
問合せ
シブヤテレビジョン 03-5428-8793 (平日12時~18時)
備 考
・小学生以下入場無料 ・出演者は都合により変更の可能性がございます。
・当日引き換えのリストバンド提示で再入場可能 ・出演者の変更による払い戻しは行いません。
・チケットおよびリストバンドの紛失などによる再発行は行いません。

 

 

 

 

 

p.s.

今日のライブも、ドライブがてら子供を連れて来ようかと思ったんだけど、大阪〜茨城はやっぱり遠すぎて疲れるかも、という事で、今回は夕方に嫁さんが仕事から帰ってくるまで家で留守番してもらう事にしました。

一番下の子は、昨日の夜寝る前に、

じゃあ、パパがいないのは30時間やな。。

っといって

寂しいかきくとウンと頷いてくれていました。嬉しい。。

 

これぞ、生活。笑

 

 

 

インストア心地よき

ついに!無事に!
6年ぶりのアルバム、『Dawn On』
リリースできました!

 

これからはこの曲達が、
みんなにきいてもらって、
どんな風に変わっていってくれるか、楽しみです。

 

感謝いたします。

 

 

Flake Record でのインストアライブ、

とても気持ちがよかったです。

 

パンパンの満員でした、

みんな集まってくれてほんとありがとう!

 

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発売2日目には、Flakeでの在庫が売り切れて一旦無くなったという事です。

ありがたい!すぐにまた入荷してくれています。

  

DAWAさんがとってくれた動画が結構いい感じやなと思ったので貼っときます。

 

https://mobile.twitter.com/DAWA_FLAKE/status/920624537129041922/video/1

 

フロアタムは、オットーをずっと支えてくれている、ハジムにたたいてもらいました。サイコー!

 

楽しい夜だったね!

 

 

maeson

 

 

 

 

なぜアルバムリリースに6年間も時間を擁したのか。

 

いよいよ明日、10/18発売、今日店着日。

8otto(オットー)、6年ぶりのNew Album
『Dawn On』(ドーン・オン)

http://www.onlyindreams.com/disks/8otto/dawnon.html


ASIAN KUNG-FU GENERATION
のギターボーカル担当、
Gotchが主宰するonly in dreamsからのリリース。

 

なんで前作から6年間もかかったのかというと、色んなインタビューでも話させてもらっているが、
話せば長いというか、もう覚えていないことも多々あり。


前のリリースの頃は2011年、
東北の震災の年、リリース日は3/14 2011

3/11 2011
リリースの宣伝どころではない、とてつもなく大きな波のうねりに、僕らのちっこい表現なんかも、のまれていってしまった。
国家の、世界規模の緊急事態。
とても音楽どころではない。
インディバンドの自分たちにとってはなおさら、響きすぎるくらい響いた。

自分たちに何かできること。それを考えて、みんなそれぞれ自分の信じるものを追いかけて活動して行く。

表現者として、
いや、一人の人間として。

東北に行って自分に何かできることをしたい、と思いながら、自分の生活がいっぱいいっぱいで何もできない。もどかしさがいっぱいだった。

仲間のミュージシャンがそれぞれ色んな活動をして東北に向かっている。自分が何をできるのだろうか。

東北へ向かってゴッチが行った行動、ブラフマンのトシロウさんが支援活動を始めた、Lostageの五味くんが東北ライブを始めた。

それにひきかえ、自分はみんな集まってリハーサルをするのもままならない。なんじゃこれ。とほんまに思った。情けない。

何かあった時に困ってる人々を励ましに行くことも今の俺にはできないのか。

アクションを起こせないまま、
自分にできた事は、その時の思いを曲にする、
みんなが元気の元気をでっかくするライブをしよう!それだけだった。

震災後に仙台や福島でライブをやる機会があり、俺はみんなに何もできていないんだけど、と思いながらその時の思いっきりをぶつけた。

みんなが元気をもらえたといってくれた。命の危険をかろうじて逃れてきた様な人たちが、自分たちの奏でる音に共鳴してくれている。それだけでも自分の心は本当に救われた気がした。


ずっと尊敬しているトシロウさんに話す機会があり、
自分は何もできていない、トシロウさんはすごいです、といった様な話をした時に、

もし、奈良県や和歌山等、関西の中でそういう事が起こったら、友達が助けてほしいと言われたら、お前も行くだろ?そんなもんだよ。
そう言ってくれるんだったら、水や米を送ってやってくれ、そこまで。

と言ってもらえた。
話しして少しだけ心が楽になった気がした。すぐに水を送った。少しは何かの足しになれたような気がした。


バンドだけで、音楽活動だけで飯を食って行くことに無理がでていた頃だった。

その後、もともとデビュー前からやっていた、PA音響の仕事を増やしながらバンドの活動も続けていた。

Muddy Apes
(マディエイプス。FeederのTakaさんに僕を紹介してくれたのも、ゴッチとFlakeDAWAさん!ありがたいご縁)
にも誘われ、8ottoとはまた違った、
華やかでクッソかっこいい、
楽しい瞬間も経験させてもらった。
これからも楽しみ。

 

8otto、おまえらかっこいいのになあ、生活苦バンド
と言いながら、トシロウサンは会う度に気にかけてくれる。笑

 

 

うちは、子供は男の子3人、
夫婦共働き。
嫁さんにかなり負担をかけていた。

しかも女性問題等で傷つけた。
それでも音楽を、ここまでやらせてもらえて、感謝している。


家族のために安定した収入は必要だった。3、4年前から、もう全く別の仕事を始めた。

この天然パーマでアフロ全開の髪もハードジェル(ワックス)でぺちゃんこにできることが判明した。笑。
髭を剃れば、まあ、なんとやら、
それなりの社会人にみえた。

紹介をしてもらっていい仕事につけた。訪問営業。
なかなかきつい部分はあったが、それを経験できたおかげでバンドのステージでのハートの強さに結びついた。

その仕事をやる前は、ライブステージでの、アウェイのお客さん、っていうのがこわくてこわくてたまらなかったが、
仕事で、挨拶をしただけでボコボコに怒鳴られたりを経験してしまえば、ステージはなんて最高なんだ!と思った。

だって、姿を現わすだけでヒューヒューっていってくれるんやで!
もしも誰お前、みたいな、
アウェイでシーン、な空気だったとしても、
こっちがポジティブなエネルギーを出してたら、ひたすらやってたら、
次第に、プッって笑い出して、最後はみんなイェーイってなるんやで!

こんなに幸せな事はない。

営業のステージも
音楽のステージも全く同じ、
共通点がたくさんあるんだと、改めて気づかされた。

自分が発展、成長して行くために全て必要な事なんだなと思った。

バイクで現場に向かうことが多いが、
(今も現場近くのカフェで休憩しながらブログを書いている)

バイクに乗ってると、ぼーっとしているような、
すごく集中している時間に入る事が多々ある。

その時にメロディや、言葉、リフ、
インスピレーションが浮かぶ、
降りてくる。

ほんまに直感的に、カミナリが鳴ったように降りてくることもあれば、
優しく、ふわっと、語りかけてくれるように教えてくれることもある。

自分は、その瞬間は圧倒的に、
バイクの上、車の運転中、電車の中ってのが多い。

意外と、ツアー中のハイエースの後ろに座ってる時はあんまりほとんど浮かばない。ひたすら寝てる。

運転中しか浮かばない。
ドラムたたいて歌ってるから、
そこは割と疲れやすいから、というのを言い訳にして、みんなに助けてもらっていて、ツアー中の運転をする事は、やるとしても最後の方にちょこっとっていうのが多い。

2006年にデビューしてからただひたすらライブツアー、とレコーディングを繰り返していた頃、活動の後半頃はアイデアがあんまり浮かばず、自分が何をしたいのか、何がかっこいいのかもわからなくなっていた。


なので、今は普段は音楽の業界から全くきっぱり離れているので、今はこんな感じが流行っているのではなかろうかといったような、いらない雑念が入りにくく、

逆にフレッシュなエネルギーをもらえている気がする。とてもいい感じ。
アルバムも最高の環境で作らせてもらえた。

 

 

レコーディングだけでなく、リハーサルやライブも調整が必要である。8ottoメンバー、みんなそういう状況になってきた。
しかしなぜか、ライブの雰囲気はいままでで、今一番いい。もちろんそれぞれの時期で最高な瞬間はあったけども、今は本当に、純粋に、めっちゃ、楽しい。

 

もう僕も40を超えたが
声も一番出ている気がする。
遅咲きすぎやろ、と自分に突っ込みながら、
まあ、とはいえ、これが自分が選んだ道だから。めっちゃ楽しい。

 


2枚目の1stアルバムみたいな作品です。聴いたことないひとも是非!

、、とゴッチがツイートしてくれているのを目にした。

 

https://twitter.com/gotch_akg/status/920067267865350144

↑このブログも、本当に嬉しい。

 

 

時間が空いた分、色々あった分、何かしらつまっていると思う。

 

http://www.onlyindreams.com/disks/8otto/dawnon.html

 


今日は仕事終わりに家に帰って、
夜中12時頃〜FM802DJ土井コマキさんのラジオ番組に出て、舌を巻いて発音する音で始まる曲を一曲、トラと一緒にアコースティックでやる予定。

https://funky802.com/garage/index.php


明日は、家の大事な用事をした後に、
Flake レコード でインストアライブ。

http://www.flakerecords.com

 

長くなって申し訳ないが、
まとめて、今回のブログで何が言いたかったのかというと、

僕もみんなと同じように、
働いて、
問題にぶち当たって、
逃げたいなっておもって、
怒って、怯えて、
壊れそうになりながら、

正解がよくわからないながらに悩みながら日々生活してる。

まあ、ただ受け入れて、ドーンと構えていれば何とかなっていくなとも思うし、

大きな流れに委ねれば、
それでいいんだな、
と思うようにもなってこれた。


そんな日々の仕事に追われている、僕らみたいな奴等でも、
これだけ沢山の人に助けてもらって、こんなにかっこいい音楽、
こんなに楽しい活動ができるんだという事!

こんだけエネルギーのでっかいものがつくれるんだという事!


俺も一緒、みんな一緒だよ。
という事。

一緒に、今という時代を生きよう。

一人でも多くの人が、
僕らの音楽
Enjoyできたり、
元気がでっかくなったり、
気持ちが楽になったりしてくれたらそれ最高である。

 

 

Maeson

 

 

P.S.僕はまだCDの現物見れてない。笑

       明日が楽しみ。

 

 

【P.P.S】


僕のLINE@では、こっそりLINE@限定の曲動画を配信したり、

トークで、悩みを、

みんなまとめてブッタ斬ってます。

 


限定曲を聞きたい方はこちらに登録して「限定」と送って下さい。

https://goo.gl/15N43v

 


マエノソノマサキ LINE@

 


PC・auの方は

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<p> </p>

 

 

 

Enjoy

 

Gotch との出逢いの馴れ初め編

こんにちは!元気!?

 

 

今回はニューアルバムのプロデューサーである、アジカンのゴッチと僕のほぼ一方的な出逢いの馴れ初めエピソードを書こうかなと思います。

これはまだゴッチ本人にも話してない事です。

 

題して、出逢いの馴れ初め編。(そのまんま)

 

ガンダムでいう、アムロガンダムにいきなりのっちゃっていきなりザク二体を倒すという、あり得ないスタートの、あの辺りですね。

 

 

ここからは語り口調で。

 

アジカンの事は、

まあなんか、アジカンっていう最近有名になってきたバンドがいるらしいっていうくらいの、ざっくりなイメージでしか知らなかった。

 

レッチリテッチリみたいやな、うまいんか。

アジカン?アジの缶詰やったらまあまあ大好きやぞ!、、くらいのもんで。

 

テレビの清涼飲料水のCMでループ&ループをきいたとき、うわあ、突き抜けてていい曲やな、と思ったくらいで特に意識はしていなかった。

 

こっち側の偉そうな言い方をすると、

そっちはそっちでやってくれ、

俺には俺の表現があるから

って感じだった。

自分も若かったし、今よりは尖ってたし。

 

しかしそんな自分が強烈にジェラシーの竜巻ハリケーンに巻き込まれる出来事が起きる。

 

大好きなバンド、

その頃、特にききだしてずっパマリだったイギリスのバンド、

New Order のニューアルバムに、ゴッチこと後藤正文が作詞をした日本語バージョンが収録されたシングル(Krafity)も入るというではないか、、、!

 

僕はそれを知った時のタワーレコード大阪梅田マルビル店での情景を今でも忘れない。

そのCDの帯の色、字体、何もかも鮮明に覚えている。

 

 

「何やと‼︎  絶っっ対 オレの方がニューオーダー好きやし。悔しい!」

 

まるで大根役者がわざとらしく演技するように、それこそ本当にCDを持つ手がワナワナ震えていた。

 

そのワナワナした手でさらに視聴用ヘッドフォンを手に取り、きいた。

 

「結構ききやすくていいかも。バーナードの声はやっぱり透き通っててかわいいな。日本語詩も合ってるな。いいな。」

という気持ちの周りを、思い切り厚いジェラシーのベールに覆いつくされた僕の心は、

 

「こんなの認めねえ」

 

だった。

 

 

www.youtube.com

 

 

その一件以来、

超絶な嫉妬とともに、

後藤正文という男の名が、

強烈に僕の心に刻まれる事となる。

 

それ以来、アジカンアレルギーになっていた僕に追い打ちをかける様な出来事が起こる。

 

 

8otto(オットー)が北海道のライジングサンフェスティバルに出演した時にアジカンも出演するというではないか!

しかも、僕の嫁さんからゴッチにサインをもらって、写真もとってきてほしいというミッションが下る。

 

その当時の僕のプライドはズタボロである。笑

 

しかしこれは重大なミッションである。

その後の家庭生命にかかわる。

これは必ず成功させなければならない。

 

 

北海道の、

広大な大地が揺れるほどのグルーヴでオーディエンスを揺らした後、

それは誠しやかに行われた。

 

楽屋で着替え終わって落ち着き出した時、

前もって相談、お願いをしていた当時のBMG担当ディレクター、岩田さんから報告あり。

 

アジカン、発見。」

 

今しかない。

 

普段はマイペースの割とノロノロの僕の身体は、

極度の緊張感によって、

桶狭間の戦い織田信長ばりの速さの奇襲スピードで敵地に向かった。

 

見つけた。後藤だ!

 

そこはみんながわいわい騒いだりご飯を食べたりくつろいだりするケータリングスペースだった。

 

その時は緊張で最初に何を言ったか覚えてない。

 

天パのアフロがこわばった濃い顔でアワアワと、カタコトのように話す。

はたからみればかなり変なやつだったはずである。

 

8ottoのCDを渡して、オットーと言います、よろしくお願いします、と。

そして、持ってきていたライジングのパスに、サインをお願いします。。

すみません、一緒に写真を撮ってもらってもいいですか?

 

駆け出しのミュージシャンが憧れのミュージシャンに逢えた時にやる、ご挨拶、お願いのフルコース。

フェス等の内幕でよく見る光景。

(当時、僕はこういうのをあんまり自ら進んでやらなかった。チンケなプライドがあったからだ!)

 

 

確か、オットーの事を少し知ってくれていたような、その、後に知ってくれたような、その辺も全く思い出せない。

 

しかし、僕の口から出た言葉、、、それは自分もビックリの、2度と忘れない言葉であった。

 

「あの、ニューオーダーの日本語歌詞、みました、ききました。めっちゃよかった!」

 

(、、、お前、めっちゃ悔しがって、こんなの認めねえって言っていたじゃねえか~!と自分に突っ込む)

 

そしたら、ゴッチが、

 

「よかった~。あれ、結構みんなからたたかれてたんです。」

 

 僕が返す。

 

ニューオーダー、ファンの人多いだろうから、みんな嫉妬してるんじゃないかな。。」

 

そしてまた僕の心の声が鳴り響く(それは俺じゃあー!)

 

そして、しゃべるとなかなかいい感じの人だな、という所から、

嫉妬という強烈なフィルターにガンガンに包み込まれていた僕の心の中に押し込められていた、

「あ、この、リズムにこの日本語はめるんか、ええやんっ」

っといったような気持ちがようやく出てきてどんどん大きくなり、

ニューオーダーの曲に書いたゴッチの歌詞の事を

とても好きになったのであった。

 

明日を終わらせない

 

のところは本当に秀逸だな!と思う。

 

あがる熱も

 君だけじゃない君の未来を

 

のところも、好きだ。

 

愛に世界を僕に未来を

 

のところも。(なんだ、結局かなり気に入っているじゃねえか)

 

 

、、、そしてミッションは無事果たされ、(一時的に)家庭に平穏が保たれたのを最後に付け加えておこう。

 

 

続編に続く。

 

 

 

、、、そんな僕らのつくったアルバム、

Dwan On よろしくー!

 

 

 

maeson

 

 

 

 

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